ダンナさんにはおっぱいが無い!! ということ。
旦那さんの胸にはおっぱいがない。
当たり前のことだけど、これが結構大変。

例えば、俺と子供だけで遊びに出かけるときなんかは、準備が一苦労。
ざっと見積もっただけでも、「哺乳瓶」「ミルク缶」「魔法瓶水筒に入れたお湯」。

これらのかさばって重たい荷物をリュックサックに入れて、いざ出陣といった感じ。
それでも、遊びに出かけているときは楽な方である。

子供が「お腹すいたー」というシグナルを出したら、
もしくは、「そろそろお腹が減った頃かな?」と思ったタイミングに、
おもむろにミルクを作って、その辺にある水道でミルクを人肌レベルに冷まして飲ませれば、
子供も俺もハッピーといった感じである。

あと、余談だが、離乳食の段階なら、
最後の手段はバナナを数本(バナナはかなり便利アイテム)持って行くとかなり助かる場面が多い。

真に大変なのは夜。
子供はおっぱいやミルクしか飲んでいないので、やっぱり腹持ちが悪いのか、
夜中になるとお腹が減って?泣いてしまう。

ま、大人の俺でもご飯物食べずにスープだけだったりするとすぐにお腹がすいてしまうし、
それと同じということだろう。

ここで、お母さんなら、おっぱいをペロンと出して、すぐに母乳を飲ましてあげることができるが、
おっぱいの無い旦那さんはそうはいかない。

「お腹がすいたよー。」(俺には泣き声がそう聞こえる。)と泣く我が子を置いて、まずお湯を沸かす。
そして、おいしい水(海洋深層水、俺のちょっとしたこだわり)を湯煎で温めて、急いでミルクを作る。
その間、子供の泣き声は「お腹がすいたって言ってるでしょー!!早くしてよー」
(やっぱり俺にはそう聞こえる。)と言わんばかりに激しさを増してくる。

夜中だし、ご近所にも迷惑?なんてことを気にしている暇もなく、
完成したミルクを子供の口にパクッ!!
チュウチュウとミルクを飲んでもらえると一安心。
そして、子供が飲み終わるまでウトウトしながら付き合って、無事に寝てくれると自分も横になる。

最近、「おっぱいは大変。ミルクが楽だから、さっさとミルクに切り替えようかな。」
というお母さんの声を聞くことがある。

俺から言わせれば、
ミルクが楽なんて、とんでも無い!!

どこかに遊びに行くにしても、かさばって、結構重たい荷物を持たずにすむ、おっぱいタンク。
夜中の、子供のお食事時に待たせることなく、すぐに与えることのできる、
しかも、なれてくれば添い寝をしながらおっぱいをペロンと出していれば、
お母さんが寝ていても子供が勝手に吸ってくれるという技もある、便利なおっぱいタンク。

子育てにおいて、お母さんのおっぱいほど便利で、子供のためになる物は無いと俺は思う。
世のお母さん方は、自分のおっぱいにもっと自信と誇りを持ってほしいと思う。

そしてそう思うと共に、
「着脱式旦那さん用おっぱいタンク」を開発したいほどうらやましく思う俺なのであった。

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おむつ替えは初めが肝心?
おむつ替え。特にうんちなどのおむつ替え。
この前、子供用のアニメを見ていたら、その中の一場面で子供のお父さんが
「俺、うんちのおむつはどうしても苦手なんだよなー。
おーい、うんちしてるぞー、おむつ替えてくれー!!」と、お父さんがお母さんを呼ぶ場面があった。

あれ?お父さんがおむつ替えしないのって、子供向けアニメでやってるくらいだから、
もしかして一般的なの?

俺の中ではなんか違和感が・・・。
なぜって、俺は子供のおむつ替えについて、あまり苦手意識がない。
手に子供のうんちがついても、特に嫌で嫌で仕方がないといったこともない。
(万が一、妻のうんちが手に着くのはノーサンキューだけど。)

ま、普通に
「きゃー!!おむつ替えてるときに動くから、手にうんち着いちゃったじゃないかー。もう!!」
というだけのノリで、その後、手を洗っておしまいである。

そう思って、いろいろと話を聞いてみると、うんちのおむつ替えや、
そもそも、おむつ替え事態をしたがらない旦那さんは多いらしい事を知った。
この違いは何だろう?

俺も人の子。うんち、おしっこは汚いと思う。
でもなぜか自分の子供のうんちについては、それほどでもない。
そう思って自分なりに考えてみた。

そういえば、俺は子供が生まれた瞬間から一緒にいて、
毎日、子供のおむつ替え(しかも布おむつ)をやっていた。

子供のうんちは初めは真っ黒でねっとりしている。
その段階では全然くさくない。そのうち少しずつうんちの質も変わり、
離乳食が始まると、少しずつ、普通にくさいうんちに成っていく。

要するに、うんちの質の移り変わりも「子供の成長」として観ていたということに気づいた。

だから、子供のうんちについては、「勝手知ったる我が子のうんち」という感じで、
ある意味、昔から慣れ親しんでいるために、
過剰に「汚い」とか「嫌だ」という感情がわかないのだろうと思う。

おむつ替えができない、したくない旦那さんはどうなのだろうか?
もしかすると、子供のうんちの移り変わりを「子供の成長」として観ていない、
もしくは観させてもらっていないのではないだろうか?

おむつ替えは初めが肝心だと思う。

もしかしたら、
子供が生まれてから時間が経てば経つほど、
特にお母さんよりも子供と接する時間が少ない旦那さんは、
「かわいい我が子のうんち」から「汚くて臭いうんち」へと感情が変化してしまうのかもしれない。

旦那さんは、子供が産まれて感動しているうちに、おむつ替えもさっさと慣れてしまうのが大吉かも。

子供が生まれたら旦那さんはお母さんの代わりに、すぐにおむつ替えを実践し、
赤ちゃんのうんちの移り変わりを、子供の成長の一部として感じながら
おむつ替えをしていくことが重要だと思う。

また、世のお母さんも遠慮せずに旦那さんにどんどんおむつ替えをさせると良いと思う。
そして、赤ちゃんのうんちの移り変わり、成長についても、
夫婦間の、育児時の話題の一つにすると良いと思う。

そうすることによって、旦那さんがおむつ替えを平気になるということはもちろんのこと、
「今日のうんちはちょっと変だぞ?もしかして、お腹の調子が悪いのかな?」とか、
「あれ?堅いコロコロうんちだ。水分が足らないのかな?」などといった、
子供のちょっとした変化についても気づくことができるようになっていくのではないかと思う。

子供が生まれたら、成長するのは子供だけで良いというわけではないと思う。
子供の成長と共に、夫婦揃って子供について(うんちについても!?)一緒に学び、
一緒に成長していくことが大切なのではないかと思う俺なのであった。

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