クレイン(図書館、クレインプール、鶴来北児童館) |
車で道を走っているとき、 「あの、クレインって書いてある大きな建物、なんだろう?」 それがクレインとの初めての出会いだった。 遠目に見ると、広場らしきその奥に黄色い遊具がある。 「お、あそこは遊べるかもしれないぞ!!」 子供の遊び場を探していた俺の脳裏に「ビビビ」と感じたので、 早速、行ってみることにした。 行ってみると大きな広場と、幼児でも遊べそうなちょうど良い遊具。 建物の中に進入すると、中には図書館と北児童館があった。 「おー!!これは使える。」 俺は直感的にそう感じた。 晴れれば外遊び。雨が降っても図書館と児童館。 おまけに図書館には絵本類も結構たくさんあるときたもんだ。 また、後日クレインプールも完備され、 遊び場としては俺の中ではかなりトップクラスに位置づけられた。 そして現在でも、クレインは俺と子供達の便利な遊び場となっているのだった。 [俺的な外遊び(遊具周辺)] 外の遊具で滑り台をしたり、遊具の周りなどで怪獣ごっこと称しての鬼ごっこ。 (怪獣ごっこは、うちの場合は必ずお父さんが怪獣役・・・。) 遊具の上は安全地帯といったルールを決めて、 他の子供の迷惑にならないように気をつけつつ、鬼ごっこを楽しむ。 そのうち、知らない子供も「まーぜーてー」と言って仲間に入ったりもする。 子供も友達ができて楽しめるようだ。 追いかけられている途中で広場に逃げ込んだら、 怪獣(俺)はとことん追いかける。おかげで俺も子供も体力UP!? まだまだ俺の方が足が速いが、すばしっこさは、やはり子供の方が上!? 狭いところ等に入り込まれるとなかなか追いつけない。 よって、ひたすら追いかけ続けて広場までおびき出し、直線距離で一気に追いついて捕まえる。 捕まえたら、もれなくコチョコチョ攻撃。 やはり鬼ごっこは追う側も追われる側も本気モードでないと面白くない。 こうして、お互い疲れ果てるまで鬼ごっこをするのであった。 でも、注意しておかなければならないのは、 調子に乗ってクレインの中で鬼ごっこをしては決していけない。 もれなくクレインの中の人に怒られる運命が待ちかまえているのである。 雨上がりなら、滑り台の下にはいつも水たまりが発生。 遊具周りの土は、泥団子を作るには丁度よい感じなので、たまに泥遊びで楽しんだりもする。 しかし、泥遊びをするときは、ある程度の覚悟が必要である。 泥遊びと言うだけあって、はっきり言って泥だらけ。 また、調子に乗りすぎて泥だらけを通り過ぎてビショビショという事態にも成りかねない。 俺は、子供は遊びの中から多くを学ぶと思っており、 「子供は、服を汚した分だけ多くを学ぶ」と思っているので、 服を汚したり、ビショビショになること自体は全然OKなのだが、 お着替えを忘れたときにやられると、ちょっとブルーになることもある。 というわけで、雨上がりは泥遊びの予定があろうが無かろうが、 とりあえず、子供達のお着替え上下(パンツも)は「お出かけセット」に潜ませるのであった。 [俺的な外遊び(広場)] 広場には何にもないが、かえってそれがよい。 俺の車にはいつもサッカーボールやバットとボールなどが常備されており、 サッカーボールで「サッカーやろう」とボール蹴りをやって遊んだり、 ボールとバットでバッターとピッチャーだけの野球遊びをしたり。 しかし、野球遊びなどから、いきなりラグビーのようにボールの奪い合いになって、 鬼ごっこに変わってしまうのはなぜだろう??? 子供が鬼ごっこ好きなのか、俺が鬼ごっこ好きなのか!? いずれにせよ、妙に走り回るボール遊びであることには間違いない。 そんな疲れた場合には、 紙飛行機を作ってどこまで飛ぶかの競争をしたり、 紙飛行機が無くても靴飛ばしでも盛り上がったりもする。 (お正月は凧揚げ!!) たまにはおもちゃ屋で買ったプロペラ飛行機も面白い。 (というか、俺が楽しい!!) これのよいところは、あまり疲れないところ。 そして悪いところは、あまり時間が持たないところ。 ま、しかし、俺の体力回復には役立つので、回復したらまた激しく遊ぶのであった。 子供が小さいうちは、クレインの中や周囲を「探検」と言いながらテクテクと散歩をよくしたものだ。 しかし、探検と言うからには、子供の想像力に負けないくらいに俺もイマジネーションをふくらませ、 大きな車を見たら「お、恐竜がきたぞ、逃げろー!!」。 少し暗い場所に行ったら「この先はお化けの世界かもしれないよー」 ちょっと狭い場所を見つけたら「ここを秘密基地にしよう!!」 広場の周りの溝の木蓋をレールに見立てて汽車ゴッコ・・・。 などと、その時々にあわせた子供向きの演出が必要だと思う。 3、4歳くらいまで?なら、かなりノリノリで想像探検の世界へ一緒に行って、結構満足する。 大人の目線で見てつまらない場所や行為でも、子供の目線だとそうではない場合が多いと思う。 というわけで俺は、子供と遊ぶときは自分の子供の頃の楽しかった遊びを思い出したり、 一瞬「こんなの、つまんないかな?」と思うようなことでも、面白くするにはどうしたらよいかを考えて、 まずは子供とやってみることにしている。 そうすると子供が勝手に楽しい遊び方を考え出して、 「お、そういう手もあったのか」という新たな発見があったりして、 次の遊びに活かすことができるのであった。 要は、「子供と遊ぶときは、自分も子供の目線を持つ(童心に返る)」 というのが肝心だと俺は思うのであった。 (童心に返りっぱなしだと、ピーターパンとあだ名が付いて、それはそれで問題だけど・・・。) [俺的な冬の外遊び] 冬。雪がたくさん積もったときや、まさに雪が降っているときは 外の遊具の場所には人がいない場合が多い。 ということで、遊具を基地にして雪合戦。 俺としては、雪はかなり好きなので、冬の雪は楽しみの一つ。 雪が積もったら、一日遊べてベリーグッドである。 子供も雪合戦は好きなようで、いつやっても楽しそうである。 でも、注意しなければならないのは、 大人は、調子に乗って堅い雪玉を作って本気で投げてはいけない。 当たったら子供は間違いなく泣いてしまう。(経験済み) 軽く固めたフワフワ雪玉で戦うのである。 しかし、我が子供達はそんなこと気にせず、こっちがフワフワ雪玉で戦っていても、 笑いながら堅い雪玉を俺に投げつけてくるから恐ろしい。 例によって、このときも鬼?は俺一人なので、子供軍団から集中砲火を浴びるのであった。 遊具に人がいるときは迷惑になるので、迷惑にならない隣の広場で雪合戦。 広場での雪合戦は自分を守る物がなんにもないので、走り回って逃げ回る。 とっても疲れるが子供も俺も楽しい遊びである。 線を引いてドッチボールのように雪合戦をしても楽しそう。 ただし、雪合戦をすると、寒くてもかなり汗をかくし、 解けた雪で服は濡れるので、風邪を引かないようにお着替えは必須かも・・・。なのである。 戻る |
クレイン図書館(クレイン内にある。) |
子供用の絵本がたくさんあってとっても嬉しい。 外遊びで疲れたときは、「絵本でも読む?」と提案してレッツゴー!! 子供に自分で絵本を選ばせて、持ってきた本を読んであげる。 なる、みる、はるがそれぞれ本を持ってくるので、結構時間もつぶれる。 しかし、外遊びであまりにも疲れすぎてから図書館へ向かうと、 俺は本を読んであげながら幽体離脱!?で夢の世界へレッツゴーしてしまい、 子供から「お父さん、寝ちゃ駄目!!」とお叱りを受けるのであった。 あと、いろいろな紙芝居も我が子達に人気である。 アンパンマンや昔話。怖い話などなど。 俺が紙芝居のおじさんのように、それっぽく雰囲気を出して読むと子供は喜ぶ。 どうせ読むなら楽しんでもらった方がよいので、雰囲気出して読んでいると 他の子供も見に来るときがあり、その場で子供同士仲良くなったりもする。 (その後、外で怪獣ごっこを一緒にやらされることも・・・。) 子供も小学生になると、自分で勝手に好きな本を探してきて、その場で読んだり 俺に借りさせたりしている。 1回につき2週間借りることができるので、いろいろ借りて家で読むことも多い。 ま、本を読むことは良いことだと思うのだが、あまりたくさん借りられると、 読んであげる俺は声がかれてしまって大変なのであった。 戻る |
クレインプール |
オムツがとれればクレインプールの出番である。 (クレインプールはオムツっ子は入れない) 温水プールなので1年中楽しめるところがよい。 子供用の小さいプールは非常に浅く安全。 浮き輪の使用もOKである。 大人用の深いプールでも、1コースは台で上げ底されているので ある程度大きくなれば楽しめる。(でも、大人用プールでの浮き輪使用はだめ) 浅い子供用のプールでは戦いゴッコ。 子供と、とっくみあいの体制から、わざと投げ飛ばされるような感じで 派手に水しぶきを上げて倒れてあげると、結構嬉しいのか、喜ぶ。 多分、自分がとっても強くなったように感じるのであろう。 そして、たまに逆襲のように水に倒してあげると、これまた喜ぶ。 そんな事を繰り返すうちに水を怖がらなくなって、 いつの間にか泳げるようになっていった。 ある程度泳げるようになると、上げ底の大人用プールで練習である。 ここでも鬼ごっこをしたり、水中めがねを沈めて取ってこさせたりといった 遊びをするうちに潜水能力?も上達し、 何となく息継ぎもできるようになっていくから不思議な物である。 やっぱり「習うより慣れろ」。 遊びとなると覚えるのが早い子供達。 そして、夏になると外のプールもプール開きして、更に楽しさを増すのであった。 戻る |
鶴来北児童館(クレイン内にある。) |
北児童館にはボール遊びやコマ回し、 大きな柔らかいブロック等ができる部屋と、 おもちゃ遊びや、絵本が読める部屋の2つある。 外遊びで疲れたときや、雨が降っているときは、ここをよく利用する。 ボール遊びを一緒にしたり、 大きな柔らかいブロックで一緒に基地を作ったり、ボールでボーリングをしたり。 しかし、子供の三人になると、この「中遊び」が意外と難しい。 子供が一人の時は、付きっきりで相手をしてあげればよいので楽だが、 三人にもなると、 上の二人はある程度お兄ちゃんなので、ボール遊び(お兄ちゃん向け)や 人生ゲームなどのボードゲームをしたがるが、 一番下はまだ2歳。 ボール遊びと言っても軽めの物。またおもちゃやおままごとというように、 やりたい遊びが分かれてしまう。 三人一緒に、一番下の子にあわせたボール遊びをしたりもするが、 それだけだとやはり、上の子達もつまらない。 というわけで児童館にいるときの俺は、こまめに遊びを切り替えたり、 お兄ちゃん達がそれぞれ遊んでいる隙に一番下の子とおままごとをやったり、 一番下の子がおもちゃ遊びに夢中になっている隙に、上の子の相手をしたりと、 外で遊んでいるときとは異なり、遊びを適度にスイッチしながら、 忙しくそれぞれの相手をするのであった。 戻る |
鶴来南児童館 |
昔、北児童館は各週で日曜日が休みだった。 ということで、雨が降って、北児童館も休みの時にどこに行こうか迷っていたとき、 ふと思いついた。「北があるなら、南もあるだろう!!」 予想通り、南児童館は存在した。 どんなところなのか気になったので行ってみることに。 すると、南児童館にも外遊びに便利な遊具がある。 クレインにあるような遊具の他に、幅広のローラー滑り台。 広い外広場と、裏にはちょっとした林。 クレインに引き続き、使える遊び場ゲットということで、 クレインと使い分けながら利用しようと思うのであった。 しかし、その時は北と南は仲良く同じ日が休みに設定されていて、 「北児童館が休みの時は南児童館へ行こう!!」 といった技を使うことはできず、ちょっと残念だった。 それでも「今回は南児童館にしよう!!」と適度に使い分けることはできた。 しかし、今は北が月曜日、南は日曜日が休みなので、 平日仕事の俺としては、南児童館には行きづらくなって少し寂しいのである。 [俺的な外遊び] クレインのように遊具で楽しく遊んだり、広場でのボール遊び。 裏にある林で探検ごっこなどが楽しめる。 特に裏の林での探検では子供達は楽しんでいた。 なにやら想像力を働かせ、モンスターが出たと言ってきゃーきゃー騒いで笑っていたり、 落ちてる枝で何か作ったり。 一番印象深かったのは、水遊び用?レベルの水が流れている場所で、 気づいたら子供達が「川でお洗濯」と言いながら自分の服を脱いで、 そこでまさにお洗濯していたことである。 不覚にもその時はお着替えを持参していなかったので、 それを見たときは倒れそうになってしまった。 しかし、本人達はほんとに楽しそうで、今でも良い思い出になっている。 こういうとき、怒って辞めさせる事は簡単だが、 気が済むまでやらせてあげるというのも、子供には良いことかもしれない。 それらの遊びから、子供達なりに何かの発見をするかもしれないし、 事が終わった後に「今度からお着替えある時にしてよねー。」と笑顔で言ってあげれば よいだけなのだから。 [俺的な冬の外遊び] たくさん雪が積もると、遊具は雪で埋まる。 幅広のローラー滑り台も雪で埋まることがある。 ということで、南児童館に行ったついでに、 雪の中をざくざくローラー滑り台まで歩いていき、 積もった雪を固めてローラー滑り台を雪の滑り台に大改造!! 準備よく用意したソリを使って、その雪の滑り台で遊ぶと結構楽しい。 途中に少しデコボコを作って、軽くジャンプするようにすれば、ソリ遊びも盛り上がる。 でもこれ、結構重労働。 やるなら一人ではなく、子供と一緒に作ることをおすすめする。 一人で作ると、倒れそうになってしまう。 何にしても、物作りということは楽しいもので、 徐々に完成していく雪の滑り台に、俺も子供も大満足。 一緒に作るから、改造だってお手の物。 子供は、実際に滑ってみて気に入らない部分があったら、 勝手に直しにかかる。 壊れたって、自分で直すことができる。 親が全部やってあげると、上手な作り方や修理のやり方など、 子供は学ぶことができない。 作る課程も遊びの一つなのであった。 [俺的な南児童館の中] 児童館の中にはボール遊びできる部屋とお兄ちゃん用のボードゲームなどする部屋、 赤ちゃん用のおもちゃや絵本がある部屋の3部屋。 雨の日は大活躍である。 いつもクレインの北児童館よりは人がいない。気軽にのびのび遊べる。 ボール遊び用の部屋も北児童館よりは広く、全体的に各部屋は北児童館より広い。 また、細かいことだが、外に通じる自動ドアがタッチ式になっている。 これ、俺的には非常に安心な装置。 なぜなら、子供が三人もいてそれぞれ遊ばせると、どうしても目が届かない瞬間がやってくる。 そんなときに勝手に外に出られたら、非常に困る。 お兄ちゃんになっていれば、ほぼ問題ないが、 ハイハイしているときや、歩き始めたばかりの子供が外に勝手に出ると非常に焦る。 (というか、経験済み) ハイハイや歩き始めと言っても油断できず、子供は結構、素早いのである。 そんなとき、タッチ式の自動ドアだと、 少なくともそこに手が届かないうちは勝手に外に出ることはない。 安心である。 安心して子供達を、あっち行ったり、こっち行ったりしながら、それぞれ遊ばせることができて嬉しい。 そういう面で、南児童館は俺的に○なのだが、 休館日が日曜日になってしまったので、最近はなかなか行くことができず、 ちょっと寂しいのであった。 戻る |